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キュート

●ライニングあるいはディスクパットに埋め込む事により、被膜動面との摩擦によって生じた熱で粉末状態になり、被膜を作ります。
●制動力の低下を最低限に抑えなめらかなブレーキングになり”鳴き”を止める事ができます。
●埋め込まれている為、ディスクパットあるいはライニングの交換時期まで効力を発揮します。

尚大型トラック及び大型バスには、面積に応じて多めに埋め込まれる事をおすすめします。詳細はお問い合わせください。

■サイズ M 直径13mm 長さ9mm
    サイズ L 直径13mm 長さ12mm
■M(パッド、小型ライニング)
  L(大型ライニング)

L,M共に1箱8粒入っています​

ライニング、ディスクパッド加工方法

□小型焼き付けライニング~4t車まではCUTEは「M」サイズを使用します
□ボール盤、ドリル刃(12.8mm推奨)、プラスチック及びゴムハンマー、サンドペーパー等必要です

□尚弊社では深く埋め込む為にフラットドリル刃を仕上げに使用しています
□ライニング1枚作業時間5分程度

■10tクラスなど大型車のライニングについてはサイズ「L」を使用致します。
■6mm径のリベット穴があるシューについては埋め込み作業のみですので
 約5~10分程度の作業となります。(4本)

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■ライニングに対して垂直になるように


ドリルの刃がライニングにナナメに入らないようにしてください。台になるようなものが必要となります(小型の万力等がおすすめです)



※大型シューで6mmのリベット孔があるものについては穴あけ作業は必要ありません。

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■穴開け箇所はサイズによります。

当社ではライニングの幅が70mm以下であれば1つ、70mm以上であれば2つの穴を開けるようにしています。

​​写真はフラットドリル刃で仕上げてあります。

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■接着剤の使用

ブレーキ材が薄いものについては車両への組み付け時にCUTEが外れやすくなってしまう為耐熱ボンドを使用してください。※写真では木工ボンドを使用しております。

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■取り付け

初めは指で押さえ込みます。半分近く飛び出ると思いますがムリにハンマー等で叩きこめようとしないでください。シュー自体が曲がりドラムへの当たりが悪くなる場合があります。

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■削り落とし作業

カーボンのカスがブレーキ材に着きますが問題はありません。
仕上げにグラインダ、サンドペーパー等で面取りをしっかり行い作業終了です。。

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続いて6mmリベットを使用しているライニングへの作業方法です


■リベット孔にキュートを入れます

径がぴったりですので指で押さえつけてやれば入っていきます。最終的にはプラハン等で軽く叩いてください。

入れる位置はライニングのセンター付近でもOKです。

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■面取りをします

同じようにグラインダやサンドペーパー等で面取りをして終了です。

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■大型シューの場合

大型車両の場合CUTEのサイズは「L」サイズを使用致します。通常横1列に埋め込みますが鳴きが少ない場合数を減らしても構いません。通常必要個数は1軸でキュート2箱必要となります。

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ここよりディスクパッドの作業方法です

■2か所に穴をあけます

​パッドは背面まで材料が貫通している場所があるので気をつけて作業してください。

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■キュートを埋め込みます

ライニングの作業同様プラハン等で軽く叩き込みます。

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■面取りをします

ライニングと同じく面を取り終了です。

CUTEを取り付けした際には必ず試走をして当たりを出してください。CUTEがブレーキ材よりも飛び出ている場合初期の当たりが出るまでブレーキ性能が低下する場合があります。

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